
手順に従ってパーツを組み込んでいくと、いよいよPCの初回起動だ。電源を入れる前に必ずチェックしておきたいポイントがある。ここで少し時間をかけて確認することで、起動時のトラブルを未然に防げる。
起動前の確認ポイント
自作PCの組み立てが完了し、初めての起動のタイミングで、最終チェックリストに沿って点検を行う。配線やハードウェアの取り付けに問題がないことを確認済みなら省略できるが、念のため重要なポイントを再確認しておこう。
- CPU周りの確認
CPUとCPUクーラーがマザーボードにきちんと固定されているか。特にCPUクーラーのファンケーブルが、マザーボードの対応するコネクタに接続されているだろうか。 - メモリの取り付け
メモリスロットへの挿入は意外と力が要る。両端のロックがカチッと音を立ててはまっているだろうか。マザーボードの取扱説明書で推奨されているスロット位置に取り付けているかもチェックしておく。 - 電源ケーブルの接続
電源ユニットから出ているケーブルが各パーツに届いているか。マザーボードへの24ピン電源コネクタ、CPU用の4ピンまたは8ピン電源コネクタ、グラフィックボードの補助電源など、必要な箇所すべてに接続されているか。 - グラフィックボードの装着
グラフィックボードがPCIeスロットの奥までしっかり差し込まれ、ケース背面のブラケットがネジで固定されているか。
このチェックリストは基本的な項目だが、この段階で接触不良や緩みが見つかれば修正しておこう。
フロントパネルコネクタの確認
ケース前面の電源ボタンやリセットボタン、LED類を動作させるための細いケーブルは、組み立て中に手が触れて抜けやすい。
マザーボードの説明書を見ながら、電源スイッチ、リセットスイッチ、電源LED、HDDアクセスLEDなどのコネクタが正しいピンに接続されているか確認する。プラスマイナスの向きが指定されているコネクタもあるので注意する。
ネジ類の締め付け確認
各パーツを固定しているネジやサムスクリューが適切に締まっているかチェックする。
締めすぎるとパーツを傷める可能性があるが、緩すぎると組み立て作業中にパーツがずれてしまうことがある。軽く揺すってみて、パーツがガタつかないか確認しよう。
グラフィックボードやM.2 SSDは、ケーブル接続時の力でソケットから浮いてしまうケースがある。しっかり固定されているか最終確認しておくと安心だ。
初回起動に向けて
これらの確認作業を終えたら、ディスプレイとキーボードを接続して、いよいよ初回起動となる。最初の起動は誰でも緊張する瞬間だが、丁寧に確認を重ねることで成功率は格段に上がる。
万が一起動しない場合でも、このチェック項目を順番に見直していけば、多くの場合は原因を特定できるはず。焦らず一つずつ確認していこう。




