このページは、パソコンを自作したい人、または構成を考えたい人向けに、
最初に何を考え、どの順番で進めればよいかをまとめたガイドです。
細かいスペックの比較や専門的な解説は、個別のページで扱っています。
ここでは、迷いやすい点や実際につまずきやすい部分も含めて、
全体の流れを把握できることを目的としています。
自作PCの作り方・全体の流れ
自作PCは、概ね次の流れで進めるとよい。
- 目的を決める
- パーツの役割を理解する
- 構成(組み合わせ)を決める
- 組み立てる
- 起動・初期設定を行う
- トラブルがあれば対処する
この順序を飛ばしてしまうと、判断に迷ったり、無駄な出費につながることが多い。
逆に、この流れを意識して進めれば、大きく失敗する可能性は下がる。
① 目的を決める
最初に決めるべきなのは、用途と予算である。
- 何に使うのか
- どの程度の予算を考えているか
例えば、
- 特定のゲームを快適に遊びたい
- 動画編集やイラスト制作に使いたい
- ネット閲覧や事務作業が中心
といったように、目的によって必要な性能は大きく変わる。
この部分が曖昧なままパーツ選びを始めると、
性能が過剰になったり、逆に不足したりしやすい。
詳しくは「はじめに」のページで解説している。
② パーツの役割を理解する
次に、主要なパーツの役割を把握しておく必要がある。
- CPU:処理全体を担う中核
- GPU:映像処理やゲーム性能に影響する
- メモリ:同時作業の余裕に関わる
- ストレージ:データの保存先
- マザーボード:各パーツを接続する基盤
- 電源:安定動作に直結する重要部品
- ケース:サイズや冷却性能に関係する
細かな性能差をすべて理解する必要はない。
どの用途に、どのパーツが影響するのかを把握することが重要である。
詳しくは「パーツの選び方」で解説している。
③ 構成を決める
自作PCにおいて、最も重要なのが構成のバランスである。
CPUやGPUだけを重視し、
電源や冷却を軽視してしまう構成は珍しくない。
用途と予算に対して、
全体として無理のない組み合わせになっているかを確認することが大切である。
具体例については「おすすめ構成」にまとめている。
④ 組み立てる
組み立て作業そのものは、想像されているほど難しくはない。
- 手順を守る
- 無理に力を入れない
- 配線を一つずつ確認する
これらを意識すれば、大きなトラブルは起こりにくい。
不安な場合は、解説動画などを参考にしながら進めても問題ない。
⑤ 起動・初期設定を行う
組み立てが終わったら、
- 電源が入るか
- BIOS画面が表示されるか
- OSのインストールが行えるか
を順に確認する。
一つずつ落ち着いて確認することが重要である。
⑥ トラブルへの対応
自作PCでは、何らかのトラブルが発生することは珍しくない。
- 電源が入らない
- 画面が表示されない
- ファンが回らない
多くの場合、
配線ミスや差し込み不足、初期不良などが原因である。
よくある例と対処法は「トラブル解決」にまとめている。
初心者の方へ
最初から完璧な構成を目指す必要はない。
試行錯誤しながら理解を深めていくことも、自作PCの一部である。
分からない用語が出てきた場合は、
用語集を参照してほしい。
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このページは、全体を確認するための案内図として使ってもらえればよい。
