格安SIMを選ぶ際には、どのMVNOを選ぶのか事前に決めておく必要がある。迷ったらOCN モバイル ONEか、UQ mobileがおすすめ。
どちらとも安く安定して使える。はっきり言って、この二つのMVNOでほとんど困ることはない。
「大手キャリアの安心感って一体何だよ」
そんな気持ちにすらなってくる。UQ mobileにはドコモとの相性が悪く、癖が強くて端末に合いにくい問題はある。
ここではOCN モバイル ONEのプランの基本的な内容を見ていく。
通常のコース(月単位)
自分の使う容量ごとにコースを決めることができる。日割りのコースもある。
格安SIMに申し込む前には、毎月どの程度のデータ量を消費しているのかを確認しておくべき。「あまり使っていないよ」という方は3GBで十分である。
容量が足りなくなったら、コースを違約金もなく変更することができる。使わなかった容量は翌月に繰り越される。たまにしか使わない人でもお得に使える。
3GB/月コース | 1,188円 |
6GB/月コース | 1,566円 |
10GB/月コース | 2,484円 |
20GB/月コース | 4,482円 |
30GB/月コース | 6,534円 |
(注)消費税8%込みの料金
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/charge.html
日単位コース
上に紹介したのは月単位のコースだが、日単位コースがある。日割りのコースがあるのはOCNだけだろう。
OCN モバイル ONEは、容量によって多くのコースが用意されているのが特徴。迷ったら110MB/日コースでいいだろう。
110MB/日コース(約3.3GB/月) | 972円 |
170MB/日コース(約5.1GB/月) | 1,490円 |
3つのかけ放題
ベーシックプラン | 756円 |
「10分かけ放題」プラン | 1,674円 |
「トップ3かけ放題」プラン | 1,674円 |
「かけ放題ダブル」プラン | 2,160円 |
格安SIMの割にはかけ放題プランも用意されている。約1000円プラスすればかけ放題プランで電話がかけられる。
MVNOでもかけ放題プランがついてくるのが常識になるだろう。格安SIMのデメリットは電話代が高くつくことと言われていたが、OCN モバイル ONEならそんなこともない。気軽に通話を使いたいなら「10分かけ放題」プランがおすすめだ。
初期費用は少しだけかかる。
◆初期費用
初期手数料 | 3,240円 |
SIMカード手配料 | 425円 |
支払い方法
OCN モバイル ONEは基本はクレジットカード支払い。
クレジットカードを持っていない人にも選択肢はある。電話から申し込めば口座振替でも利用できる。
その際には、書類が送られてくるので口座情報を記入して返送する。MNPの期限切れにならないように、MNPをする前に連絡をすること。支払いの準備ができるまで、コンビニなどで請求書で支払うことになる。
引用
OCN モバイル ONEの利用料金のお支払はクレジットカードによるお支払いのみとなります。クレジットカードをお持ちでないお客様は、カスタマーズフロント「0120-506506」(10:00~19:00、日曜・祝日・年末年始は除く)へご相談下さい。
https://support.ntt.com/mobile-one/faq/detail/pid2300000eg8
口座振替の支払いができないと書かれているサイトもあるが、そんなことはない。申し込まれると困るのだろうか。
ドコモからの乗り換えが楽
ドコモからUQ mobileに変更する場合には実は大きな問題がある。それが相性問題だ。
ドコモの端末だと、SIMロックを解除しても、端末自体がUQ mobileの電波を掴むことができない。
SIMカードの相性が悪く使えないことがよくある。何も調べないで急にドコモからUQ mobileに乗り換えようとして、契約したのに使えませんでした、ということにもなりかねない。
SIMフリーのスマホでもUQ mobileのSIMカードが反応しないという話はよくある。2019年の夏頃、UQ mobileのVoLTE SIMがSIMフリーのスマホに反応しているというので驚かれているくらいだ。
その点、OCN モバイル ONEはドコモ系列のMVNOなのでドコモユーザーならスムーズに乗り換えられる。