家電量販店に言ってルーターを買っても、それでネットができるようになるわけではありません。まずはネット回線の契約からです。
まずは契約から
インターネットができるように契約するときには、
回線事業者
プロバイダー
この2つの会社と契約をすることになります。
契約事業者はインターネットに接続する回線を提供する会社
プロバイダーは回線業者が提供する回線を使ってインターネットに接続する会社
ということです。
回線事業者が建物の所有者とすると、その建物を使って賃貸業を営んでお金を儲けているのがプロバイダーと言うことです。
プロバイダーの変更とは、NTT東日本の所有する回線を、ドコモ光だったりOCNまどの貸主が変化しているだけ、と言うことになります。
この2つの会社と契約してインターネットができるようになります。
これらの契約は一度に行われることが多く、回線事業者とプロバイダーの区別がついていない人も少なくありません。
選び方の違い
回線事業者は、通信を行うための回線を自宅や建物に引き込むための工事を行います。
地方の場合ほとんどがNTTと言うことになります。光ファイバーの場合には件の最大通信速度は1Gbpsです。
同じ回線を契約しているユーザーの数や利用する時間帯によって回線の速度が変化します。多くの人がインターネットに接続している昼間にはスピードが遅くなり、インターネットする人が減ってくる夜中や早朝にはスピードが速くなる、といった具合です。
独自の回線を待つ事業者も増えて、選択肢が増えています。
都会になればなるほど選択肢が多いですが、地方に行けば行くほど選択肢がほぼ限られる状態です。住んでいる地域によって選べるプロバイダーと回線事業者が変わってくるので要注意です。
全国型の回線事業者はサービスが充実している傾向が強く、地域型は利用者が少なく、通信の安定性が保たれやすいです。
インターネット会社にある3つの種類について
インターネット回線といっても、いくつかの種類があります回線の種類によって転送速度が異なるため、インターネットの速度も変化します。最も一般的なのは光ファイバーで、ケーブルテレビ回線や電話回線を使ったADSLもあります。
光ファイバー
最もインターネット現在最も頻繁に一般的なインターネット回線の形。最大1Gbpsの高速通信が可能。動画やゲームが快適に楽しめます。
ひかり電話にはアンテナを設定しなくてもテレビが見られるサービスもあります。
「上り」と言うのは、パソコンからネットに対する通信のことでアップロードの通信速度のことを指しています。
上り PC → インターネット
「下り」と言うのは、ネットからパソコンに対する通信でダウンロードと呼ばれます。
下り インターネット → PC
「通信頻度」は数値が少ないほど、通信が切れる時間が短く通信が安定する意味になります。
光ファイバーの通信速度
上り 196.4Mbps
下り 170.5Mbps
通信頻度 27.2ms
CATV
ケーブルテレビの回線を使用してインターネットに接続します。テレビ番組が楽しめます。対応エリアが少なく、工事が必要な場合もあります。光ファイバーほど転送速度は速くありません。
上り 81.4Mbps
下り 11.7Mbps
通信頻度 41.9ms
ADSL
以前は主流だった固定電話の回線を使用するADSL。NTTに加入する必要があります。基地局からの距離で通信速度に差が出て通信が遅くなることが多く、最近では流行していません。大きなデータ転送することができず、現在では新規契約が終了していることもあります。
上り 11.6Mbps
下り 5.9Mbps
通信頻度 59.6ms