少し前に作った自作パソコン。パーツをすべて取り換えるわけではなく、パーツの一部を交換するだけにとどめたいという人もいるでしょう。
インテルのcore-i7シリーズは数年前のものでもまだ性能が高く、捨てるのはもったいない感じがします。
そこで、古い自作PCの一部だけのパーツを交換する場合に気をつけるポイントをここで見てみます。
CPUを交換しマザーボードはそのまま
マザーボードはそのままでCPUを交換する場合、CPUを探すことになります。現在使っているマザーボードに対応するCPUを選ぶことになります。
例 H97-PLUSを使用し続ける場合
https://www.asus.com/jp/Motherboards/H97PLUS/specifications/
CPU | Intel® Socket 1150 for the 5th/New 4th/4th Generation Core™ i7/Core™ i5/Core™ i3/Pentium®/Celeron® Processors |
メモリ | DDR3- 1600/1333 MHz |
マザーボードを交換
CPUはそれなりの性能があり、マザーボードを新しくする場合。購入するマザーボードを探す必要があります。CPUが対応しているかを確認することになります。
例えば、corei7-4770Sを使い続けてマザーボードを交換場合
https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/75124/intel-core-i7-4770s-processor-8m-cache-up-to-3-90-ghz.html
選択するマザーボードはソケットがLGA1150のもの。
製品コレクション | 第 4 世代インテル® Core™ i7 プロセッサー |
対応ソケット | FCLGA1150 |
メモリーの種類 | DDR3-1333/1600, DDR3L-1333/1600 @ 1.5V |
注意する点はマザーボードとCPUが対応しているかどうか。ソケットが対応しているだけでは完璧ではなく、マザーボードメーカーのホームページでCPUが対応しているかどうかまでチェックすること。
世代まで合わせてください。UEFIが対応してないこともあります。
現在使用中のパーツを調べる
正確に一発の型番を知らない場合にはフリーソフトを使うと簡単です。正確な型番がわかります。
◆CPU-Z
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/cpuz/
◆HWiNFO
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/hwinfo32/
intelZ68 Z77 2011年ごろ
intelZ87 Z97 2013年ごろ
intelZ170 Z270 2015年ごろ
AMD A78 A88X 2014年ごろ
AMDB350 X370 2017年ごろ
中古購入
CPUやマザーボードはネットショップでも購入可能です。少し前のモデルになると新品がないこともよくあります。
仕方がないので中古品を選ぶことになる人もいるでしょう。
中古だからといって安いわけではなく、むしろ高くなっていることがあります。ちなみにLGA1150は少し前のモデルですが、いまだに人気があってマザーボードが比較的高いです。
発売された当初よりも中古のものは2倍くらいの価格になっていたりします。
ショップ
◆ドスパラ
https://used.dospara.co.jp
◆ソフマップ
https://www.sofmap.com/product_list.aspx?gid=UD46130000
◆パソコン工房
https://www.pc-koubou.jp/pc/used.php
メモリ
メモリが古い場合には新しいメモリを搭載できません。現在ではDDR4が主流となっていますが少し前のDDR3では対応しません。
デスクトップ用のメモリとノートパソコン用のメモリも合いませんので注意が必要です。
メモリの規格さえ合っていれば速度のグレードが異なっていても作動します。速度の遅い方に勝手に設定されるようになっています。
DDR4-2400 8GB×2 | |
DDR4-2400 4GB×2 | |
DDR4-2133 8GB×2 | |
DDR4-2133 4GB×2 |
DDR3-1600 8GB×2 | |
DDR3-1600 4GB×2 | |
DDR3-1333 8GB×2 | |
DDR3-1333 4GB×2 |