自作パソコンを作る上で計画は必要不可欠。どのようにパーツを選定すればいいのか、その流れを大まかに確認します。
CPU・ケース・電源ユニットを決める
CPUには発熱量と消費電力に違いがある。ケースの大きさと電源ユニットの容量を決定することになる。CPUの発熱量が大きいなら、大きめのタワーケースが望ましいが置き場に困るのが難点。
自作パソコン雑誌はATXを前提に解説している傾向が強い。コンパクトさを求めるならmicroATX・M-ITXケースを検討する。
マザーボードを決める
CPUの種類によってマザーボードのソケットの形状が決まることになる。ケースの大きさによってマザーボードのサイズの規格が左右される。最初のうちに決めておかなければならない。
メモリを決める
マザーボードが決まると、メモリやドライブの接続規格・搭載可能数も明確になる。メモリやハードディスクの容量を接続する数を予算と天秤にかけて決めることになる。
マザーボードの種類によって搭載できるメモリも変わってくる転送速度や最大枚数が決定する。
ハードディスクの容量を決める
ハードディスクと光学ドライブもマザーボード上の端子の数によって接続できる数が異なる。
光学ドライブを決める
光学ドライブを搭載する場合には、DVDドライブにするかブルーレイドライブ化にするかを決定することになる。搭載せずに外付けで済ませても良い。
光学ドライブは5インチベイに搭載するが、最近では5インチベイを排除したケースが登場している。5インチベイを排除した分ケースの小型化が図られている。
グラフィックボードを決める
映像出力機能を備えたマザーボードやCPUもあれば3Dゲームなどを楽しむにはグラフィックボード取り付けたほうが好ましい。
ケースの大きさや電源の容量によって搭載できるグラフィックボードのサイズが決まる。ケースが小さいと小さめのグラフィックボードしか搭載できないこともある。
グラフィックボードを搭載しなければ映像出力できないこともあるので要注意。
SSDを選ぶ
ハードディスクドライブの代わりに起動ドライブにすると高速で起動できる。SATA・M2接続が存在し、マザーボードの形状によって接続法が変わってくる。
拡張機器を選ぶ
サウンドカード・テレビチューナー・カードリーダーなどの拡張機器を追加するのも便利。後で追加してもいい。