第3世代Ryzenが発売された。
Ryzen 9 3900X は12コア24スレッド。
(16コア32スレッドのRyzen 9 3950Xは2019年11月発売予定)
Ryzen 7 3700Xは8コア16スレッドでTDP65Wと省エネ仕様。Ryzen 5は3600X(TDP 95W)よりもXなしモデルRyzen 5 3600 (TDP 65W)がTDPが低く、比較的安く人気が高い。
Ryzen Gシリーズは第2世代並みの性能。プロセスルールが14nmから12nmへ変更され、クロック周波数の改善にとどまり目立った変化はない。
ソケットはAM4に引き続き対応し、X570チップセット搭載マザーボードに対応する。X470でも使えないことはないが、新世代Ryzenの性能がフルに発揮できない。
DDR4-3200に対応
第3世代のRyzenにはDDR4-3200などの高速なメモリが対応している。
DDR4-3200
Ryzen 9 3950X 3900X
Ryzen 7 3800X 3700X
Ryzen 5 3600X 3600
DDR4-2933
Ryzen 5 3400G 3200G
(GPU搭載モデル)
2019年の代表的なメモリ規格というとDDR4-2666である。それよりもハイスペックなメモリに対応しているのがRyzenの特徴である。
かなり高速なオーバークロックメモリも使うことができるのが特徴である。
Ryzen発売でメモリの価格が高騰しやすい
初代のRyzenの発売時でもそうであったが、Ryzenのパフォーマンスはメモリに依存するといわれ、Ryzenが発売されるとメモリの価格が高騰しやすくなる傾向がある。
現実にはDDR4-3200でもDDR4-2666でも大した差はないと言われている。無理して高価なDDR4-3200メモリを購入するより、コストを考えて従来のDDR4-2666メモリを選択しても差し支えない。
無理にハイスペックなメモリを購入する必要はなく、他のパーツに余った予算をまわした方が賢いかもしれない。