Linuxに興味を持ったときにまず触れるのがUbuntuです。
日経Linuxに付属していることでおなじみです。
ウブントゥなんて言い難いので、ウブンツウブンツ言われています。
日本国内の雑誌で唯一の情報源である日経Linuxの付属DVDをきっかけに、Linuxという泥沼に足を踏み入れる方も多いことでしょう。
「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」を目標としているそうですが、実際の使用感は動作が重いです。CIAのスパイウエア疑惑が付いて回っています。
名前が妙にダサい感じで、ウインドウズの陰謀で、あえて広めないようにしてるようにもみえなくもありません。
Ubuntuという言葉は南アフリカのズールー語に由来していて「他者への思いやり」を意味するそうです。
標準デスクトップ環境はGNOMEです。2011年4月に独自のUnityデスクトップに変更しましたがUnityの評判が悪く、その後、Ubuntu18.04からGNOMEに戻ることが発表され、Ubuntu 17.10から再びGNOMEが採用されています。
Ubuntu派生ディストリビューションとして、KDE版Kubuntu、XFCE版Xubuntu、LXQE版Lubuntuがあります。Xubuntu、Lubuntuは軽量デスクトップを採用しているだけあってUbuntuと違い使用感が軽いです。
標準的なシステムツールに、写真編集ツールShotwell、オフィススイートLibreOffice、インターネットブラウザMozilla Firefox、メッセンジャーEmpathy等の常識的なアプリに加えて、カードゲームやパズルゲームも同梱されています。
Linux入門者向けということで、全権限を持つrootでのログインが標準では無効となっています。