メカニカルキーボードは好きだけど、
茶軸じゃ音がうるさい,
黒軸じゃキーが重すぎる……
そんなときに注目したいのが赤軸。バランスの良いキーボードに仕上がっていてくせがそれほどないのが特徴です。それでは、FILCOの赤軸とはどのような特徴があるのでしょうか。
Electronics社(旧CHERRY社)製のMXキースイッチを搭載したFILCO赤軸メカニカルキーボードの特徴を見ていきます。
バランスよくクセが少ない
赤軸の特徴は、全体的にバランスが取れていて、メカニカルの割にはクセが少ないことです。タイピングの感触としては、茶軸と黒軸の中間。
黒軸のバネの圧力は60gくらいで重く設定されていますが、赤字は茶軸と同じように45gと標準的となっています。黒軸のように力を入れなくても入力できるので、力がなくても安心です。疲れずにタイピングできます。
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ストロークが浅い
ストロークが浅めで、茶軸のように底まで打ちこまなくても入力できるので音が静か。気軽なタイピングが可能になっています。
メカニカルキーボードの部類では最も手が出しやすくバランスが取れています。ゲームでも普段使いでもビジネスでも、あらゆるシーンに対応できるキースイッチを搭載したキーボードといってもいいでしょう。
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MX 赤軸スペック
MX 赤軸 | MX 青軸 | MX 茶軸 | MX 黒軸 | |
クリック感 | 45g | あり | なし | なし |
押下圧 | 45g | 60g | 55g | 60g |
ストローク | 4.0mm | 4.0mm | 4.0mm | 4.0mm |
作動点 | 2.0mm | 2.2mm | 2.0mm | 2.0mm |
打鍵音が静かでキーのタッチが軽いので、ゲームや長時間入力される方にオススメです。押下圧は45gで標準レベルの押し心地。黒軸・青軸・茶軸と比較して軽いです。クリック感がありません。
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静音性が高い
ストロークが浅めで作動点が浅く、底打ちしなくとも入力できるために音が少ないです。作業が気になり使いにくいという人にもおすすめです。
クリック音が高ければ入力時に音が出るので、部屋の中がうるさくなりがち。ビジネス用途で使うならクリック音のないものがおすすめ。
メカニカルキーボードをカチャカチャ音がするものという一般的な思い込みがあるようですが、FILCOはクリック音のないモデルもちゃんと販売しています。ビジネス・タイピングにもおすすめです。
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迷ったら赤軸で
メカニカルキーボードを軸に迷ったら赤軸を選んでほとんど問題はありません。クセが少なくしやすくバランスの良いのが赤軸の特徴です。赤軸よりも強いくせを求めるのなら青軸・黒軸・茶軸となってきます。