PCパーツってどうやって買ったいいの?近所にショップもないし…。
実店舗がなくて悩む時代ではありません。PCパーツが買えるショップとパーツ購入方法についてここでは考察していく。
パーツ購入の基本
パーツを購入できる店は、パソコンショップ・家電量販店・中古販売店・ネット通販の4つある。
専門のパソコンショップが最もおすすめで、安心してパーツ購入ができ、対応も親切で質問すれば答えてもらえるので初心者には安心だろう。
パーツ購入は同じ店で一式購入すると手っ取り早い。
パーツの中に不具合があった場合には、どのパーツが不良品なのかを確認することが難しいが、同じ店ならすぐに対応してもらえる。
パソコンショップ
パソコンショップは専門店のため、店頭の在庫が充実している上、スタッフの知識が豊富で、独自の交換保証もあったりするので安心して購入できる。
家電量販店
大都市の駅前によくある家電量販店。パーツ販売が充実しているところもあるが、品揃えは少ない傾向。外付けの周辺機器以外に取り扱いのないところもある。
中古販売店
新品よりも安く購入できることはあるが、中古のために耐久性に問題があることがある。
ネット通販
近くにショップがないなら、ネット通販が最も手っ取り早くパーツ購入ができる手段になる。
パソコンショップはネット通販を同時に展開しているので、店頭の価格と同様の金額で購入が可能。ショップのない地方でもお手軽に購入できる。家でゆっくりあせらず注文できるのがメリットだ。
相性問題
自作パソコンでパーツ同士の規格が合っていて故障もしていないのに、パーツの組み合わせによって不具合が起こることを相性問題という。
パーツ自体が不良品ではないのだが、パーツの組み合わせによって作動しないことがある。
パーツ自体に問題があるわけではないため、ショップやメーカーの責任を問うことはできないのが自作パソコンの最も大きなデメリット。好きなパーツを自由に組み合わせることができる一方、組み合わせによるリスクは自分で取らなければならない。
その相性問題クリアする方法は、パソコンショップ販売する自作キットを購入する。ショップ側がパーツの組み合わせを確認しているため、安心して購入できる。初心者が最も安全に安く購入できる方法である。
交換保証をつける
パーツの相性問題が起こった場合に交換保証があれば、他のパーツに差額交換ができる保証を付けられるショップがある。
保証料金は製品価格の10%程度で、パーツの性能に満足できなかった場合の交換保証をするところもある。ショップにより規約やサービス内容が異なるので要確認だ。どのショップでも相性保証には期間があるので商品が届いたらすぐに動作確認をしよう。
メモリは相性問題が起こりやすいので交換保証を検討しておくことも必要だろう。
リテール品とバルク品
きちんと梱包された新品がリテール品と呼ばれている。その一方で、簡易梱包されたバルク品と呼ばれるものがある。
リテール品には付属品やメーカー保証がつくことがあるが、バルク品にはそれがない。メーカーが自社の販売するPCに組み込むために購入するものだから、梱包も説明書も不要であり、付属していないのである。
しかし、性能には差がないので安くそろえたいならバルク品を購入する方法もおすすめ。メモリやハードディスクは価格差が大きく、付属品が不要なことがある。取り付けにも困らない。こんなときにはバルク品でもOK。
CPUや光学ドライブは価格差がないのでバルク品よりもリテール品を購入した方がおすすめ。光学ドライブは、リテール品の場合にソフトが附属していることもあるが、バルク品にはない。バルク品を購入するのはソフトがすでにある人と考えてよいだろう。